ドゥラモット

幻のシャンパーニュ「サロン」の妹的メゾン
サロンは単一品種、単一クリュ、単一収穫年のシャンパーニュのみを生産し、この100年間にリリースされたのはわずか30数ヴィンテージ。それが幻のシャンパーニュといわれる所以ですが、リリースされない年のブドウがドゥラモットに使われています。

それゆえ、当然ながらサロンとの近似性が散見でき、クラマン、アヴィーズ、オジェ、ル・メニル・シュール・オジェのシャルドネがアッサンブラージュされたブラン・ド・ブラン・ミレジメに至っては、プチ・サロンと感じてしまうほどの気品と複雑味を堪能できます。
優雅な時間を楽しむシャンパーニュ

数多くあるシャンパーニュの中で、そのスタイルをひと言で表すなら、まさに“フィネス”。 食前はもちろん、素材を重視した昨今のフレンチや伝統的な和食とともに、食中酒としても存分にエレガントさとバランスの良さを楽しめるシャンパーニュです。 畏まらずカジュアルに、ワンランク上のシャンパーニュを堪能していただけます。
DELAMOTTE BRUT

ドゥラモット ブリュット
辛口
ブリュットは、3つのブドウ品種が織りなすバランスのとれた味わいが特色です。 全体の60%を占めるシャルドネが 味わいのベースを構成し、35%を占めるトゥール・シュール・マルヌ、ブジー、アンボネイ産のピノ・ノワールが、奥深さとフルーティーな味わいをもたらします。5%を占めるピノ・ムニエはアロマに深みを与え、仕上げを美しくまとめています。力強くありながらもアグレッシブではない味わいが広がります。爽やかで柔らかい味わいが、すっきりとしたフルーティーな後味と相まり、バランスのとれたエレガントなワインに昇華しています。 ドゥラモット、ブリュットは、他の銘柄同様、30~36か月間の澱熟成の後に、若干のドザージュを行っています。
テロワール
クラマンからアヴィーズ、オジェ、メニル・シュール・オジェまで、コート・デ・ブラン地方の丘陵に、ドゥラモットのブドウ畑が広がります。この地理的条件が、メゾンに豊かさをもたらすのです。当地方の白亜質土壌、植物相、丘陵斜面に広がるブドウ畑といった特色が優れたブドウを生み出し、デリケートで揺るぎのない味わいのシャンパーニュに昇華されます。私たちは、ブドウ畑と周囲の環境を大切にしながら、テロワールの特性が最大限に表現された最良のシャンパーニュを結実できるよう尽力しています。
ぶどう品種(セパージュ)
Chardonnay : 60%
Pinot Noir : 35%
Pinot meunier : 5%
DELAMOTTE BRUT ROSE

ドゥラモット ブリュット ロゼ
辛口
メゾン・ドゥラモットで、最後に生まれたドゥラモット・ロゼは、その色合いとは裏腹に、メゾンを代表するミネラル感と白亜質感にあふれたシャルドネの風味が高い繊細なワインです。それは、食通のためのオーダーメイドシャンパーニュ。
テロワール
エレガントさとアロマの深さが鍵となり、多層的でありながらも繊細さを併せ持つドゥラモットのロゼ。この偉大なワインのレシピは、そのブドウに限られたものではありません。ドゥラモットの他の銘柄と同様、ここでも配合の高技術が隠れています。ドゥラモット・ロゼは、赤ワインとして醸造されたピノ・ノワールを約12%配合することで、とてもバランスの良いワインに仕上がりました。
ぶどう品種(セパージュ)
Chardonnay : 88%
Pinot Noir : 12%
DELAMOTTE BRUT BLANC DE BLANC

ドゥラモット ブリュット
ブラン・ド・ブラン
辛口
メゾンのアイコンキュヴェであるドゥラモット、ブラン・ド・ブランは、
シャルドネを好むワイン通の方々に、白亜質のテロワールのすぐれた味わいをお届けします。アペリティフのお供や、甲殻類とともにドゥラモットのひと時をお楽しみください。
テロワール
クラマンからアヴィーズ、オジェ、メニル・シュール・オジェまで、コート・デ・ブラン地方の丘陵に、ドゥラモットのブドウ畑が広がります。この地理的条件が、メゾンに豊かさをもたらすのです。当地方の白亜質土壌、植物相、丘陵斜面に広がるブドウ畑といった特色が優れたブドウを生み出し、デリケートで揺るぎのない味わいのシャンパーニュに昇華されます。私たちは、ブドウ畑と周囲の環境を大切にしながら、テロワールの特性が最大限に表現された最良のシャンパーニュを結実できるよう尽力しています。
ぶどう品種(セパージュ)
Chardonnay : 100%
DELAMOTTE BLANC DE BLANCS 2014

ドゥラモット ブリュット
ブラン・ド・ブラン 2014
辛口
ドゥラモット、ブラン・ド・ブラン 2014 は、メニル・シュール・オジェ村(美しい酸味、純粋さ、石灰質特有のミネラル感、食欲がわくような塩気、長い余韻)、アヴィーズ村(バランスと骨格)、オジェ村(暖かさ、膨らみ、寛大さ、果実の存在感)、クラマン村(スモーキーなニュアンスを持つミネラル感)、シュイリー村(厚みと余韻の長さ)、オワリー村(柔らかな酸味と丸み) の6つの村で育てられたブドウが、卓越した六重奏を奏でています。澱熟成には6年という年月がかかりましたが、その後の熟成ポテンシャルを考えると、それもたいした時間ではありません。2021年初めに澱抜きされたこのシャンパーニュを、ようやく試飲できる時が来ました。息を飲み時間を止めて、この優雅な瞬間を味わいましょう。
ヴィンテージ
穏やかで雨の多い秋と冬の後、ブドウの木は非常に早く発芽しました。春は、記録的な日照りととても乾燥した見事な天候に恵まれ、6月初旬には好条件の下でブドウが花を咲かせます。その一方で、降雨量の少なさが懸念され始めた頃、雨の多い夏が訪れ、8月にはすでに秋の気配が感じられる日もありました。しかし9月に入って、再び暖かい日差しが降り注ぎ、非常に乾燥した気候が戻ってきたことで、ブドウが理想的に成熟していきます。シャルドネはその後も、どんどん成長して、コート・デ・ブラン地方のグラン・クリュ区域では、9月11日に収穫が始まりました。この年、シャンパーニュ地方各地で発生していた寄生虫の被害からは幸運にも免れ、結果的には150gを超える並外れた房重をもち、際立った酸味と最適に熟成した十分な量のブドウが収穫されました。田舎特有の予期しにくい天候からは何の被害も受けずに育ったドゥラモット、ブラン・ド・ブラン2014は、この先長い道のりを歩み続けていくことでしょう。
ぶどう品種(セパージュ)
Chardonnay : 100%
DELAMOTTE BLANC DE BLANCS COLLECTION

ドゥラモット ブリュット
ブラン・ド・ブラン
コレクション
辛口
メニル・シュール・オジェ村に位置するメゾン・ドゥラモットのワインセラーには、「ドゥラモットコレクション」という名のヴィンテージシャンパーニュが、静かに眠っています。ほんの一握りしか存在しないそれらのボトルは、必要に応じてデゴルジュマンを行うため、通常よりもはるかに長い瓶内澱熟成の過程を経ています。
この特別なワインには、すでに出荷されている同年のボトルと区別するために、黒と黄金色に輝くラベルを用意しました。
ヴィンテージ
1999年は、シャンパーニュ史上で記録に残るほど、ブドウの豊作年でした。世紀的に暑い日々が続いたのです。比較的温かい冬の後に訪れた春は暑く、一方で雹にも見舞われました。それでも天候は回復し、シャルドネ種のブドウの開花は6月11日に訪れました。7月初旬には雨が降り、8月には意外にも少しの寒気が感じられ、11日には月食が見られました。ブドウの収穫は、最後に雨が降ったものの最高の状態で行われました。大量に収穫された良質のブドウから、たくさんのワインが作られたのです。
ぶどう品種(セパージュ)
Chardonnay : 100%
Salon 2012

サロン2012
辛口
20世紀初頭の誕生から今に至るまで、「サロン」が生まれたのはわずか43回。最新作は、4年ぶり2021年末にリリースされた、2012年だ。平均生産量は5〜6万本。ワイン好事家の間では、その誕生が心待ちにされ、リリース後はあっという間に完売。高級レストランからの入荷希望が非常に多いため、街のワインショップではなかなか目にすることができない「サロン」は、まさに幻のシャンパーニュと呼ぶにふさわしい。
ヴィンテージ
温暖な⽇々から始まった2012年の冬も、2⽉に⼊るとマイナス10度から20度まで気温が下がり、霜が降りました。しかし、3⽉に⼊ると穏やかで温かい⽇々がおとずれ、発芽の気配が感じられます。4⽉は、⽇中の降⽔量が多く、夜間は快晴だったために寒く、霜も降りました。⾬は7⽉まで続き、ブドウの⽣育が⼼配されました。開花中に寒波がおとずれ、曇りの⽇が続きます。しかしいよいよ8⽉になって、上旬は猛暑と⾔われるほどの晴天がおとずれました。その結果、ブドウの実は⽔分を含んだままのものや、乾き切ったものなどがまちまちで、⼗分な豊作は期待できそうにありませんでした。そんな懸念の中、9⽉17⽇にメニル村から収穫が始まりました。
⾃然はいたずらなものです。絞られたブドウは、タンクの中で華麗な果汁となり、素晴らしいポテンシャルが予想されるワインへと変⾝したのです。まるで、ワインが「私の勝ちだ!」といたずらな微笑みを⾒せているようです。糖分、美しい酸味、壮⼤な熟成ポテンシャル、すべてが揃ったシャンパーニュサロン2012。後はゆっくりと育つのを待つだけです。作り⼿の微笑みはこんな瞬間に⽣まれるのです。
ぶどう品種(セパージュ)
Chardonnay : 100%
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています